昔の記憶


ブログ三番手のマユです

まゆまゆ、まゆげ、最近はベイとか呼ばれてます
興味ないことはどうでもよくて、座右の銘は"沈黙はひとを守る"です
人生は転がってればいいと思ってます
お酒は家では一滴も飲みません(でも誰かとする宅飲みは好き)
あとはスケボーにハマってます

自己紹介はこのくらいにしておき、、、

ブログのタイトルテーマが東京ということなので、わたしの記憶の中で最も古く、今でも東京のイメージの核として強く記憶に残っている 場所の話をします
埼玉県民なのでどうせ池袋なんだろ〜とみせかけて銀座です

今も住んでる埼玉、ど田舎から父の運転で(今は亡きスウェーデン製の車SAAB、シートが革張りゆえに車内が独特の匂いで長丁場の乗車がしんどかった)に母兄わたしを乗せ
麹町にある父の勤め先に車を停めたら地下鉄を乗りつぎ、いざ銀座へ

すぐに映画館の前で両親と別れ、そこで兄とわたしはアニメ映画をみて、その間に両親はショッピングというのがお決まりのパターン

大抵コナンを観ていた気がするので時期はゴールデンウィークですかね

ここからが本題なんだけど、あの頃の銀座にはワーナーブラザーズストアがあって(2000年頃に倒産して日本から撤退、跡地は今シャネルになっているらしい)
そこがさいっこうにクールな場所で20年近く経った今でも、もう二度と行くことができないのを嘆いてしまうくらいには記憶の中に鮮明に残ってて大好きだった

まず「WB」とでかく掲げられた黒くて重厚感のある店構え、入口には筋肉隆々なバットマン像が仁王立ちしていて、それだけでもうときめきが止まらない、、、

店の中に入ると今度は宇宙船があってその中に入れるようになっていたり、もちろんルーニー・テューンズの仲間たちがそこら中にいる
(イメージとしては渋谷のディズニーストアのワーナーバージョン)

確か最後にそこで買ったものがパワーパフガールズのブロッサムのおもちゃで、今でもちゃんと部屋に飾ってある

銀座、良い格好をした大人達、高級店の前を通った時に開くドアから漂う強い香水の香り
横断歩道の白いところだけを踏むのに気を取られながら親について歩いて
歩行者天国に出来る人だかりにつられてぼんやりと大道芸を眺めてみたり

今では銀座もひとりで歩けるけど、子どもの頃の記憶が点々と転がってるノスタルズィーを感じちゃう土地です

あともうひとつ思い出したのが、幼少期に家族で東京に行った時はウェンディーズに入ってチリコンカンをよく食べた 

当時はあの豆の食感を別に美味いとは思わなかったけどウェンディーズ=チリコンカンで、それ以外の食べたものの記憶はさっぱりない

それから10年以上ウェンディーズのチリコンカンは食べていないけれど、父親がたまに家で作るから条件反射であの頃を思い出すし今では好物のひとつ
ウェンディーズのおさげの女の子の看板を見つけてはウェンディちゃんって指差して喜ぶ子供だった

わたしの中の深いところに刻まれた東京エピソードはこんな感じ

ちなみにこれは余談だけど、両親は若い頃シティボーイ・シティガールでファッションや良いモノに対してのアンテナが広くうるさい方
あの頃の渋谷は〜、あの頃のあの店、あの服は〜とかよく言う
兄とは10年近くまともに会話を交わしていません

これといった不満もなく埼玉の田舎でのびのびと育ったわたしは、小学生後半に兄の影響でバンドの曲を聴くようになりこじらせ始めます
中学生になるとライブハウスを覚え主に渋谷へよく行くように
着々とサブカルの道へと歩みを進め、人生のピークは間違いなく高校時代

当時ライブハウスで遊んでいた人たちとはほとんど疎遠だし、あの頃熱狂していたバンドが今どうなっているのかも知らない

そういうのをふと思い出した瞬間、大人になっちゃったんだなあって感じる

みんなにはみんなの人生がある 

そういえばこの交換日記の三人の共通点いろいろある中で、いちばん強いのって音楽なのではないでしょうか

大学の軽音部で出会ったわけだし


あと思ったんだけど、わたしはマツモトくんときえちゃんのわりと中間の感性持ち合わせていると思うんだ
異論は認めます!

ということで、マツモトくんにパス!


マユ